ロードバイクの科学

久しぶりにおもしろい自転車本を発見!

最近よくあるような、似たような内容のひたすら続くエンゾ本や、
入門の入門用みたいな疋田本みたいな本じゃなく!
きちんと科学してる感じの内容。
自転車だけでなくスポーツ全般にいえることなのだろうけど
科学が云々とか知識も大事だけど、それ以上に自分の能力を知ること*1だったりするのだけれど、自転車の場合はやっぱり自転車自体の性能にも大きく左右される。*2それと、乗り方も、か。特に長距離走る場合は特にその差を感じると思う。


今までの自転車本は*3どうしたらどうやって早くなるよとは書いてあるものの
乗り方HOWTO本のついでだったりして、数値的なものは特にないし、なんとなくついで的だったり散見される感じでちょっとめんどくさい。
それが一冊にまとまっているっていうのは新しい感じがします。


おおよそ、内容としてはパーツの違いや走り方によって抵抗が出力の何%増減してしまうよっていう話と、どれだけ食べるとどれだけ運動できるよ(もしくは痩せるよ)っていう話と、自転車に関するその他(交通ルールや保険について等)が書いてありました。

*1: たとえばこのペースならどれぐらい走れて…短い時間ならこれぐらいのスピードがだせるけど…とか

*2:とはいえそれに傾倒しすぎてもただの盆栽自転車ができあがるだけだったりするけど…

*3:とはいえ慢性的に本そのものが少なかったりするのだけど